360キャプチャで撮影した室内のビデオは、Reconstruct を使用して3Dリアリティー及び点群を作成することができます。Reconstructの機能は、従来のレーザースキャニングに比べ、コスト・時間・労力の削減に携わることができます。利用者に一番適した方法を確認したい場合は、当社の点群技術と従来のレーザースキャニングを比べた書き込みをご覧になってください。
360カメラ
点群の作成に使うカメラを選択される際には、当社はInsta360 One Xカメラをお勧めしています。このカメラは点群及び画像の作成にふさわしい画質を提供することができます。360カメラを比べたい場合はこのリンクをクリックしてください。
360カメラスタビライザー
歩きながら撮影する際、少々の揺れが生じるため、画像などが不鮮明になる場合があります。多くの360カメラにはスタビライザーが内装されていますが、ぼやかしなどが発生する場合はまだあり、その可能性を最大限に抑えるために、スタビライザー(Gimbals社)を使用するのを勧めします。スタビライザーを使用することで作成された点群上の画質を向上することが期待できます。スタビライザーは撮影の目的によって異なるため、360カメラのためのスタビライザーを使用するのを勧めます。スタビライザーについてもっと詳しく知りたい場合はこのリンクをクリックしてください。
カメラの設定
カメラとスタビライザーの購入後、キャプチャ設定をする必要があります。360カメラの機種に関わらず、下記のキャプチャ設定にしたがってカメラの設定をしてください。
設定の仕方
- カメラに搭載されているジャイロスコープを較正してください。(カメラによって、ジャイロスコープが搭載されてない場合があります。その場合はこのステップをスキップしてください。)
- このリンクにInsta360 One X カメラのジャイロスコープ較正のチュートリアルビデオがあります。https://www.insta360.com/support/supportcourse?post_id=9491&activity=insta
- カメラのビデオ解像度を最大に設定してください。(Insta360 の場合は5.7K、 Garmin Virb の場合は5.2K、Ricoh Theta の場合は4K)
- フレームレートを24〜30fpsに設定してください。(30fps以上に設定しないでください。30fps以上の場合、画質はそれ以上向上されず、単にファイルが重くなります。)
他の注意点
- バッテリーの交換の際、日付が合っているかを確認するために必ずカメラをスマートフォン、タブレット、及びその他端末に接続してください。
- カメラが収録しているときには、カメラ自身が点滅しているはずです。収録中にカメラが点滅しているかを確かめの上収録し続けてください。(点滅していない場合は何らかの問題が生じたはずです。例:電池切れ)
- カメラで収録時は設定を「ビデオ」そしてビデオモードを「スタンダード(標準)」であること確認してください。「ブレットモード」を使用しないでください。
カメラの設置や主な持ち方
360カメラの設置の方法は多数あります。設置できる場所は自撮りスティックや、カメラ用一脚、頭上、そして手動もできます。全体的な注意点は以下です。
- カメラを頭より上の位置に設置してください。頭より低い位置で撮影した場合、撮影者の頭、または体がカメラの視野を妨げてしまいます。
- カメラの向きを安定させてください。左右に向きを変えずに、揺れさせないよう心掛けてください。スタビライザーがある場合、カメラの揺れを抑えられます。スタビライザーはカメラの向きを一つの方向に固定し、カメラを持っている人が曲がっても、カメラ自体は同じ向きを保つことができます。もしスタビライザーがない場合、角で左右に曲がるときにゆっくりと回るようにしてください。
自撮りスティックにカメラを設置の場合
カメラを自撮りスティックに設置することで、確実に撮影者の頭より上の位置から撮影することができます。自撮りスティックを使うことによって撮影者より高く、かつ中心から撮影することができるようになります。
頭上ヘルメットにカメラを設置の場合
360カメラはヘルメットの上に、GoProスタンダードの設置台に足しアダプターを使用することで、写真のように設置することもできます。
カメラを手持ちでの場合
もしキャプチャーの時間が短い場合、ユーザーはカメラを手持ちで撮影することもできます。手持ちで撮影のさいは、頭の上以上の位置を維持しながらの撮影を勧めます。
光源
キャプチャーする場所がもしやや暗い場所である場合は、ユーザー自らがカメラに搭載できる光源を追加することを勧めます。LEDライトでヘルメットなどに搭載することで撮影場に必要な光を与えることができます。例の商品としてillumagearのLED搭載ヘルメットがあります。
キャプチャーの進路を事前に計画
キャプチャーの進路は点群生成後に点群化されたいところまでを含め、進路上共通点がある場所を通ってオーバーラップを作ることでいいキャプチャーをすることができます。撮影されたビデオは開始地点が終了地点と同じようにしてください。ビデオ自体の撮影時間を10分以内にすることを勧めます。この時間内ではおよそ15,000 平方フィート(1400平方メートル)の面積をカバーすることができます。もし点群化されたい場所の面積が15,000平方フィート以上の場合はキャプチャーのビデオを二つに分けて撮影するようにしてください。撮影にあたって他の注意事項は以下のリストをご覧ください。
- 十分な明るさが撮影場所にあることを確認してください
- 撮影者は撮影の際はゆっくり歩いてください(役毎秒0.5メートル)
- 撮影開始地点、終了地点、暗い箇所、そして角を曲がる所ではなるべく長く居て、もっとゆっくり撮影をしてください
- 大きい、オープンスペースをキャプチャーする場合は撮影時間を長くし、列のように順序よく全ての面積をカバーできるようにキャプチャーしてください
- 障害物や臨時的なものを避けて撮影してください
- 撮影進路に重なりがあるよう心がけてください。例えば撮影の際に同じ部屋を2度通りかかるなど
360度ビデオをアップロード、そして処理する
キャプチャーが終わりましたら、カメラからファイルをパソコンにダウンロードし、スティッチングが必要な場合はスティッチング編集をしていただき、Reconstruct にアップロードしてください。
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