おめでとうございます、Reconstructのプロジェクトへ招待されました。プロジェクト管理者でReconstructのご利用が初めてである方は、まずこちらの管理人としての始め方をご覧ください。
データマネージャーの仕組み
Reconstructは多様な建設データを、一つのインターフェースに統一することができる道具です。リアリティーモデル(点群データ)、BIMモデル、工事のスケジュールなどをアップロードして、その全てを連携し、整合することでReconstruct のようなデーターマネジメントができます。
Reconstructを始めるにあたり、必ずしも三つすべての要素を必要とするわけではありません。工事のモデルや工程をまだ持っていなかった場合でも、ドローン飛行で撮影された映像をReconstruct とあわせて使い始めることができます。下記の表にあるように、他の要素で一つの要素だけでもReconstruct で様々なことができます。
BIMのみの場合 | リアリティーモデルのみの場合 | スケジュールのみの場合 |
・設計モデルの可視化 ・完成度やLOD(Level Of Details, 詳細度)の検証 ・BIMエレメントの表示/非表示 ・BIMエレメントのプロパティの閲覧 ・測定 ・ピン ・スクリーンショット ・マークアップ |
・建設現場の現状を文書化し、確認する ・リアリティーモデルを違う日と比較する ・点群データ(ポイントクラウド)の上にイメージ画像を重ね合わせる ・測定 ・ピン ・スクリーンショット ・マークアップ |
工程を見る/編集する ・WBS(=Work Breakdown Structure, 作業細分構造)を見る/編集する ・業者や組織の追加 ・進捗報告 ・進捗状況の写真撮影 ・コメントの追加 ・遅延要因の追加 ・作業員量や作業時間の報告 |
もしBIMとスケジュールがあれば、Reconstructにアップロードし連携させると、4次元BIMモデルを作成することができます。モデルはスケジュールの時間的要素3次元BIMと同期され作成されます。
データのアップロード
3Dと4Dビジュアルモデルを作成し、使用するためには、Reconstruct プラットフォームに複数のデーターをアップロードする必要があります。必要な内容は以下となっております。
(a)リアリティキャプチャデータ、すなわち画像や外部ポイントクラウドデータ、(b)BIMモデル、(c)スケジュールを含むデータをReconstruct データマネジャー インターフェースにアップロードすることができます。
画像
アップロードされた画像や360度ビデオは、データマネジャーインターフェースを通して、アップロード、選択、分類、絞り込み、グループ分け、検索、削除、そしてポイントクラウドを生成することができます。また、Sensera システムのカメラとリンクさせることもできます。
360度ビデオ
360度ビデオアップロードし、処理することで点群を生成することができます。もしInsta 360 One Xを使用している場合は、 Reconstruct にアップロードする前に、映像をMP4フォーマットへの変換する必要があります。
点群
内部、または外部の点群データをアップロード、処理、有効にするかしないか、ダウンロード、そして削除することもできます。外部点群データをPLY、 LAS、 LAZなど他にサポートされているフォーマットとしてもアップロードできます。
設計図
データマネージャーにある設計図タブをクリックしますと、設計図をアップロード、そしてエクスポートをすることができます。また設計図の位置設定をすることもできます。Reconstruct は、設計図がPDF、PNG、JPG、JPEG、TIFFであるファイルフォーマットをサポートしています。
BIMモデル
データマネジャーのBIMタブにおいて、BIMモデルのアップロード、有効にするかしないか、そして削除することが可能です。Reconstructは60以上のBIMフォーマットをサポートしています。
スケジュール
データマネージャーのスケジュールタブにおいて、スケジュールをアップロード、有効するかしないか、そしてエクスポートすることができます。P6クラウドから工程をインポートすることもできます。ReconstructはP6、またはマイクロソフトプロジェクトで作成されたスケジュールをサポートしています。サポートしているスケジュールフォーマットについてさらに知りたければこちらをクリックしてください。
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