Reconstruct では、施工段階にいるユーザーに提供できる様々なワークフローをサポートしています。このポストでは、どのようにしてReconstruct のクラウドベースプラットフォームのツールと機能を使い、プロジェクトの進捗などを記録し、ダイナミックな進捗レポートを作成することができます。このワークフローでは主に以下の業務を行うことができます。
- スケジュールをいつ、どこにいても拝見できる
- マスタースケジュール を分割し、 先のスケジュール (ルックアヘッド)を 作成
- Reconstruct の Reporter App を使い、現場の施工状況をマスタースケジュールとルックアヘッドを更新
- 画像、コメントを使い遅延が生じた場合の原因などをアクティビティーに記録
- プロジェクト全体の進捗状況をまとめたダイナミックなレポートを作成
何が必要か?
このワークフローを実行するには、以下の資料と設備が必要となります。
- プロジェクトのBIMモデル
- 施工スケジュール(P6、MS Project、Asta Power など)
- iOS デバイス(iPhone または iPad)
始めよう
全ての準備ができましたら、以下のステップにしたがってこのワークフローを始めましょう。
ステップ1:パソコンブラウザーでReconstruct にログイン
Reconstruct を初めてご利用される方は、まずアカウントを作成する必要があります。それができましたら、ログインし、データマネージャーにいってください。Reconstruct をアクセスするには、Google Chrome またはFirefox のブラウザーを使用してください。
ステップ2:プロジェクトのBIMモデルをアップロード
Reconstruct では、60種類のBIMファイルフォーマットをサポートしています。BIMファイルをReconstruct のデータマネージャーにアップロードしてください。
ステップ3:位置を指定する
BIMモデルがアップロードされましたら、位置を作成する必要があります。この位置は3Dでバウンディングボックスを使ってその位置を指定することができます。
ステップ4:スケジュールをアップロード
Reconstruct では多様なスケジュールフォーマットをサポートしています。プロジェクトの施工スケジュールをアップロードし、公開(publish)をしてください。
ステップ5:BIMとスケジュールをリンク
BIMのエレメンツとスケジュールをリンクすることがReconstruct でできます。BIMエレメンツと指定したスケジュールアイテムを選択し、スケジュールを右クリックすると「BIMエレメンツを指定」(Assign BIM elements)。詳しくはこのページをご覧ください。
ステップ6:施工計画を目の前で可視化
BIMとスケジュールのリンクが完了しましたら、スケジュールを可視化させることができます。
ステップ7:下請け業者の状況を把握
BIM と スケジュールのリンクができましたら、下請け業者の作業などがビューアーで可視化されます。
ステップ8:進捗具合を可視化
BIM と スケジュールのリンクができましたら、プロジェクトの進捗度がビューアーで可視化されます。
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