Reconstruct では、施工段階にいるユーザーに提供できる様々なワークフローをサポートしています。このポストでは、どのようにしてReconstruct のクラウドベースプラットフォームのツールと機能を使い、施工現場の状況を記録、そしてこれを繰り返すことで、プロジェクト内の変化を全て記録できるようにするのかについて説明していきます。このワークフローでは主に以下の業務を行うことができます。

• 360度画像をキャプチャーし、Capture Appを使い、2Dの設計図に記載する
• 同じ場所で撮られた360度画像を違う日付で撮影した画像と比較
• Reconstruct 内のピンツール、マークアップ、そしてスナップショットを使用し、プロジェクトに携わる人（オーナー、ゼネコン、下請けなど）との間のコーディネーションを可視化

何が必要か？

このワークフローを実行するには、以下の資料と設備が必要となります。 

• 建物の間取り図、PDF設計図をアップロード
• まだ持っていない方は、360度カメラを購入
• Reconstruct 自社開発のCapture Appをダウンロード。（iOS & Google Play)

始めよう

360度カメラを購入し、アップロードに必要な間取り図などを用意し、スマートフォンなどの端末にReconstruct の Capture Appをダウンロードしましたら、次のステップに基づいて進めてください。

ステップ1: パソコンのブラウザーでReconstruct にログインしてください

Reconstruct を初めてご利用される方は、まずアカウントを作成する必要があります。それができましたら、ログインし、データマネージャーにいってください。Reconstruct をアクセスするには、Google Chrome またはFirefox のブラウザーを使用してください。

ステップ2: PDF設計図などをReconstruct にアップロード

間取り図などをPDFフォーマットとして準備してください。1ページずつに分けられたPDFファイルにするかまたは複数のページが含まれているPDFファイルにしてください。複数のページが含まれている場合は、Reconstruct にアップロードされた際、自動的に1ページずつ分けられますが、少し時間がかかる場合があります。アップロードする図面はほとんどの場合建築図で大丈夫です。しかし、場合によって構造図、または基礎図をアップロードする必要があります。

また、同じ階に複数の図面をアップロードすることもできます。Reconstruct 内の設計図のアップロードについてもっと詳しく知りたい場合はこちらへ。

ステップ3: 設計図の位置を指定する

PDF ファイルがReconstruct にアップロードされましたら、その設計図の位置を指定、または新しく作成し指名してください。位置分類することで、後のキャプチャーの整理がしやすくなります。

ステップ4: Reconstruct Capture App をスマートフォン端末にダウンロード

ここをクリックしてReconstruct Capture Appをアップストアからダウンロードしてください。iOS デバイスにインストールできましたら、Reconstruct のユーザネームとパスワードでログインしてください。

ステップ5: 360度カメラをアプリとつなげる

アプリにログインできましたら、360度カメラをアプリとつなげてください。これの詳細についてはこちらをご覧ください。

ステップ6: キャプチャーした画像などをアップロードした2D設計図上に記載

カメラがアプリにつながりましたら、360度キャプチャーを行ってください。360度キャプチャーの詳細なステップはこちらをご覧ください。

ステップ7: 画像を見る、またはキャプチャーを繰り返す

撮影した画像などを、アプリ内で、またはブラウザーでシステム上同期した上で見ることもできます。もし繰り返し撮影する（例えば毎週の画像を比較するなど）必要がある場合は、ステップ6を繰り返してください。