位置合わせをより正確に行うためには、最初の段階では大まかな位置合わせをまず行い、位置合わせしたい二つのモデルをなるべく近くさせ、そこで再度位置合わせを行うワークフローを勧めます。
初期の凡そな位置合わせをしたい場合は、以下のワークフローをお勧めいたします(もっと詳細な位置合わせツールの使い方についてはこちらをご覧ください)
- 基準点リストに以前使用した基準点が選定されていないかを確認してください。新しい基準点を作成する前に、今まで作成された基準点を一度全て隠してください。
- 基準点を点群内に配置する際、特徴のある、わかりやすい箇所に点を配置してください。
- 建物の土台角、柱角、ドアや門の入り口角などを基準点として選んでください
- 配置される基準点が全て(3つまたは3つ以上)同じ直線に並んでいない事を確認したうえで続けてください。
- 配置された基準点が、点群の幅広い範囲で選択されているのを確認してください。
- 配置した基準点がBIM内でも存在することを再度確認してください。臨時設備や仮設施設などを基準点として配置するのをなるべく避けてください。
- 位置合わせるモデルと標準モデルの基準点を配置する際:
- 基準点が鮮明的に確認できる画像を選択し画像内で基準点を確認してください。オーバーレイしている画像の濃度を前後に調整しつつ、基準点を配置したい場所が実際の画像内のどこにあるかを確認できるようにし、基準点が点群と画像に正しく反映されているかを再度確認してください。
- 位置合わせるモデル内での基準点を配置しましたら、位置合わせるモデル欄にある非表示ボタンを押し、位置合わせるモデルを一度隠します。ここから標準モデルにフォーカスし、対照となる場所に基準点を配置します。
- 必要な数の基準点を配置したあと、もう一度、3Dビューで基準点が正しいところに配置できたかを確認してください。
- 基準点が鮮明的に確認できる画像を選択し画像内で基準点を確認してください。オーバーレイしている画像の濃度を前後に調整しつつ、基準点を配置したい場所が実際の画像内のどこにあるかを確認できるようにし、基準点が点群と画像に正しく反映されているかを再度確認してください。
- 全ての基準点が両モデルに配置されましたら「並べる」を押してください。両モデルが同じ位置、向き、大きさであることを確認してください。位置合わせが最適ではない場合はいつでも「やり直す」を押し、位置合わせをやり直せます。
- 基準点を点群とモデルに追加したい場合は追加をすることができます。もちろん基準点が多いほど、よりよい位置合わせを達成することが可能です。
- よく正確に合わせられるまで、以上プロセスを何回も繰り返してください。
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